8月の釣りは不規則になった。さんのじさんの最後のWBに行ったり、ライズを求めてEBに行ったり・・・。中旬だったろうか。さんのじさんが20”をしとめてWBの流れを約2〜300mも下りやっとランディングしたのは。いい土産になっただろう。8月後半になるとWBではあまりハッチもライズも見られなくなった。キャッツキルで釣りが出来るとしたら後はEBしかない。BKもWMも干上がってしまい釣りどころでは無いのだ。深みに避難しているサカナを痛めつけることはないだろう。幸いにも今年は、EBには適量の放水がなされているようで、具合はなかなかだ。しかし水が冷たくかなり着込んでも肌に冷たさが染みとおる。しかも水の中に立ちずくめでライズを待つとなると体がズンズン冷えてくる。気温は80度以上あるというのに。

27日、土曜日。例のごとくトロバ、さんのじ、マスマニア3人はRoscoeのサンドイッチ・ショップでD助さんと新人のUさんに合う手はず。そこで1時間ほど時を無駄に過ごしやっとEBに向かい腰を上げる。目的のスポットはShinhople.車をRT30 の脇に止めて崖を降りる。もちろん数個のライズを確認してからのことだ。5人で5〜60mの間隔をあけて位置を確保する。ライズはそれなりにあるのだが、何を食っているのかかいもく検討がつかない。何はともあれ最初は「ポッポ」。流芯近くのライズ目掛けて流したポッポにヒットした。そのまま下流に向けてまっしぐら。静かな川面にリールの音が鳴り響く。下流にいたみんながこちらに頭を向ける。これはすごい。オレンジ色のバッキング・ラインまで引っ張り出した。チペットはフロロの6X。あまり無理は出来ない。敵が一休みしたところで一気にバッキングを巻き上げる。早く巻き上げないとラインがたるんでくる。早く巻き上げるにもコツがあるようで、手首を軸にスナップを利かせるように手を回転させると速く巻ける。その際、左手で握っている竿のグリップはできるだけ動かさないようにする。やっとラインのバット部分まで巻き上げたかと思うとまたもや「ジーーッ」と走り出す。うーん最高!!やっとランディングしたのは期待はずれの14”。しかしすごいパワーだった。20分後、同じスポットの対岸よりで小魚らしいディンプル・ライズを発見。自作5番のグラファイトでキャストラインがスルスルと伸び、うまく着水。すぐに水面がモッコリあがりフライが消えたかと思うと同時に、「バシャッ」とジャンプ。一瞬サカナの大きさと突然のジャンプにびっくり仰天。サカナはそのまま下流は走った。またもやバッキング・ラインを引っ張りだした。「ジーィィーッ」。何なんだろうここのサカナは?時間を掛けて寄せてみるとこれは16”のきれいなブラウンだった。そばにいたD助さんに記念写真を撮ってもらった。

翌28日、D助組は大切な、大切な仕事の為昨夜で引き上げた。残る3人組みは今日もShinhopple。マスマニアは昨日のサカナが忘れられずに同じスポットに入る。BWO、ミッジ、サルファらしものとフライの交換もめまぐるしい。ライズは今日もディンプル。スピナーにしては時刻が早すぎる感じなのでイマージャーではどうだろう。WBで実績のあるマスマニア特注の毛糸イマージャー18番を下流の流芯で上がるライズ目掛けて送り込んでやる。水のよれでなかなかうまく思うスポットに入り込まない。フライの30cm下流でモヤッとディンプル。よしッ、そのまま流れろ。とフライに命令する。そして次のディンプルがフライを飲み込んだ。ゆっくり竿を上げると「ジーッ」と10mほど下流に走ったかと思うとそのまま動かなくなった。恐る恐るリールを巻いてみる。するとヌタヌターッとよってきてまた「ジーッ」と走る。この繰り返しが30分ほど続く。あしもとによってきた魚を見るとこれが馬鹿でかい。ネットを近づけても入りそうも無い。ネットの内側のサイズは15”だ。魚体が入らないのだ。竿を持ち替えた右の手が疲れてきている。手首がだるい。腰もふらつきだした。大物と格闘中に対岸の崖を一人のFFマンが降りてきた。後から分かったのだが、それがカンさんだったらしい。やっとのことであげてみると18”はある。残念ながら今日はデジカメを忘れてきた。この実感を記憶に刻み込んだ。カンさんを含めた他の3人もそれぞれに釣果を上げたようだ。これが最後のさんのじさんも「Al's」のやや上流の関取プールで数尾を確保。夏の終わりの釣りを楽しんだ。
夕暮れのShinhopple. 休憩のとき足元の石を見つめて・・・WB
D助さんのライズ待ち。 鏡のような水面でフライはほとんど見切られる。
ポッポを加えて走った14”。 サイズは16”だが走るのなんのって。