Saucon River,PA, Feb.28、2004
久々にいい天気がつづいた週末の土曜日。関取、トロバ、マスマニアの3人で性懲りもなくソーコンへ繰り出した。先週末は気温40度を越えるという予報にだまされ出向いたのだが、川の中に入り濡れた指を風にさらすとやっぱりかじかんでくる。そのうちに陽が傾き首筋を風がヒュ-ッとなめると背筋がぞくぞくッと冷え武者ぶるいが起こる。身軽く構えようと着込んだ夏用のウェイダーも体を守ってはくれず暖かいお茶で暖を取った。ところが、今日は確かに暖かい。50度を超えるそうだ。しかし、念のため厚手のセーターも一応持っていくことにする。今回はしばらくご無沙汰いていた、Wendyのちかくの道路わきに車を止め下流からせめる。が、ライズがない。また、いつものようにおにぎりとお茶で時間をつぶす。他愛無い話をしながらもみんなの視線は水面に走る。トロバさんが上流に向かう。マスマニアも鉄橋付近に行ってみる。途中とロバさんに「どうですか?」と声を掛けると、「シーッ」とたしなめられた。ライズがあるらしい。その川上の流れ込みのある深いプール付近に行ってみると、プールまえの早い流れでニンフ釣りをしている若いFFマンがいた。と、プールの向こう岸にライズあり。
「ヨッ、あんたあれ見た?」
「なに」
「ライズ、ライズ。筋の向こうにライズがあったでしょ。」
「いや、知らないよ」
「あの〜、俺、やってもいい?」
「どうぞ、どうぞ」
この若いFFマン、数箇所で上がっているライズに全然気がつかない様子。しめしめとタックルを準備した。久しぶりに活気のあるライズを見てわが心は高鳴った。本当にようく見ないと、波なのかライなのか分かりずらい。これもひとえに寒い、厳しい、永い間のライズ探しに明け暮れた日々の努力の賜物か。流芯の向こう岸なのですぐにドラッグが掛かってしまう。竿を10時くらいで止めるとチペットにうまくスラックが掛かってしばらくのあいだは流れに引っ張られずにとどまっている。CDCイマ-ジャー、オリーブ色の20番。白い泡でなかなかフライが見えにくい。フライが流れているであろう場所より10cmほど上の方でもこっと水が上がった。半信半疑で上げた竿に重みが・・・。ネット・インしたのは11”ほどのブラウン。魚体はチョとやせ気味だがなかなかの元気者。やっと2ヶ月ぶりでお目にかかれたうれしさに顔が崩れた。トロバさんも最初のライズを仕留めたようだ。関取は次回に期待しよう。バイケンさんが現れないのもおかしな話だけど。

関取の全神経がティップのの先に集中。

今日も澄み切った水の流れ。

ライズもないし、飯でも食うか。

久しぶりのお出ましです。
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