 |
|
 |
|
 |
 |
 |
 |
8月も半ば、どこに行ってもハッチもライズも見当たらない。うわさには聞くが、トロバさんもまだいったことがないという、WestBranchにいってみようと話が決まった。パリからの義弟「サトちゃん」もFFをやるというので、3人でWBまで足を伸ばした。WBだったらトライコもわんさか出るだろうとの期待も高まる。昼前にHancockの町を通り抜け、WBを上流へ向かう。途中にアングラー専門のキャンプサイトがあるということで立ち寄ってみるが、なにしろ1シーズンで$1,300ときたもんだ。要するにRichAnglerの為のキャンプ場か。キャンプ場を探してDepositまで上がる。道中、右側に見えるWBの流れに感嘆し、興奮する。キャンプ場の情報を得る為に流れのそばにある家の住人に聞いてみた。
「おまえ等も、釣りか。俺たちも、釣りの為つい最近この家を買ったばかりだ。今日は週末を利用して釣りだ。このあたりのキャンプ場は、あの高いところしかないよ。俺たちみたいに家を買ったほうが早いんじゃないの。」
その言葉に刺激され
「やっぱりそうだ。この付近にせめて土地くらいは確保しようよ。」
結局、キャンプサイトは見つからず、Depositより下流のHale Edyで$65のモーテルを確保した。さっそく、くるときに見かけた釣り場に言ってみる。モーテルから10〜15分の場所にある広々としたアクセスだ。ここから多くのフローティング・デバイスを使ったFFマンたちが出発していく。当然道端から入れないようなグッド・スポットを狙うのだろう。我々はこのアクセスが気に入り、ここから始めることにした。夕方、激しい夕立が雷をつれてきた。トロバさんのランド・クルーザーの中で避難する。1時間ほど後、雨上がりのすがすがしい川面に3人は立っていた。水温F50度の川もには霧が立ち込め、フライがなかなか見え辛い。単発的なライズにイマージャーを流し込む。やっとフックした野生のブラウンは9”足らず。トロバさんは、それでも14”級のブラウンを上げた。さすがだ。暗くなるまで粘ったが期待したイブニングは起こらず、モーテルへ帰った。モーテルの庭で作ってきたカレーを温め、3人でささやかなキャンプの雰囲気を味あう。翌日は、期待のトライコ。私としては3度目のトライコ挑戦。2年連続トライコで仕留めた経験がない。10時半ころになるとトライコの流下が始まった。流芯とその向こう側で連続的なライズが始まる。新しいScottoのS3、5番の竿の初おろし。7Xの地ペットの先に20番の丸々太ったトライコ(自信作)を結ぶ。流芯より先のライズを狙いかなりのスラックをかけ、キャストする。ライズの前方3’に着水。そのまま自然にドリフトして、
「ポチョッ。」
「おおっ、食った!」
3度目の正直でやっと仕留めたブラウンは小さいサイズではあったが、なかなか満足のいく釣りだった。量的な釣果はなかったが、質的には十分に楽しめた釣りになった。次もまたWBだろう。
|

大きな木のそばにその魅力的なスポットがありました。 |

夕暮れ時。墨絵のような美しい風景です。 |

朝もやの中でライズを探す。
しずくの滴る音さえも聞こえる静けさ |

途中で寄ったRoscoe。町は夏の観光的な雰囲気。 |