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Salmon River
New York
October 2002
こなき爺さんからの
遅すぎたレポート |
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話の発端は森亭襲撃計画第2段がまさに遂行されている最中のことでした。ばいけんさんがサーモン釣りがいかにエキサイトするか話されている時隣に座っていたデリバリーマンが「来週でもサーモンの顔を見に行きますか?」の一言で始まった。 あまり気乗りがしないこなき爺様は「来週は子供の友達の誕生会が有るからパス!」と断っていましたが、翌日のネバーシンクゴージュのまさかの敗北!どうしても気分が落ち着かない。火曜日の夜、ばいさんに電話をしてなんとなく話をふってみた、即決でサーモン釣の話が決まりデリバリーマンに連絡をした「細かい話は金曜日」金曜日、朝から雨、土日も雨マーク。
釣りはキャンセルだと思いながらばいさんに連絡をした。「大丈夫、雨の方が魚の警戒心が薄れて釣果が上がる」の一言で"私をサーモンリバーに連れて行って計画”が遂行される事になった。夜デリバリーマンに連絡したがいないので留守電にメッセージを残した。帰宅したデリバリーマンは留守電のランプを見ててっきりキャンセルだと思ったそうで有る。聞き終わって一言[こいつらかなりいっちゃってる]
土曜日朝5時ばいさん宅前集合出発、デリバリーマン3時半に自宅のライを出発4時半こなき爺様をマンハッタンで拾った後ばいさんの住むジャージーシティに向かう。降りしきる雨のなかサーモンリバーに向け出発。ばいさん曰く「大丈夫、私は晴れ男ですから、こんな雨ぐらいなんとでもなりますよ」ルート81が17と交差する頃には雨が止み青空が雲の切れ間から顔をのぞかせる。車の後ろで死んだ振りを決め込んでいたこなき爺様、ばいさんと一緒ならオラの不名誉な雨男の名前も無くなるだろうと、これからは釣りのお供にばいさん!と一人にんまりしていた。
シラキュースを過ぎた辺りで寝床を確保する事にした。ここならサーモンリバーまで車で30分。前回ばいさんはホテル探しで3時間かかったそうである。シーズン中のサーモンリバーで予約無しのホテル探しはかなり無謀である。車を運転していたばいさんがてきとうに街を過ぎてエキジット25で高速を降りる。降りた直ぐ横はホテルが立ち並ぶストリートであった。この男かなり引きが強い!!釣りだけじゃなく旅のお供にもばいさんだなと、爺様また一人ニンマリしてしまった
寝床を確保した後、サーモンリバーに向け出発。流石、天下に知られた川だけの事は有りそうだ!5メートル置きに釣り人がひしめき合っている。魚の数以上に釣り人がいそうである。ばいさんに案内されてフライフッシングエリアに到着。いざ出陣とばかりに準備を始めるが、気持ちは焦るけれど身体が付いて行かない爺様隣を見るとマイペースのデリバリーマンが’二ッ’と笑う。二人でばいさんの後を追う。川の中に立ち並ぶ釣り人をかき分けてやっとばいさんに追い付く。今日はかなり厳しい釣りになりそうである。デリバリーマン、自分の背中に取り付いた釣果ゼロ更新お化けを振りほどこうと狭い川なのに腰まで水に浸かっていた。
ばいさんのアドバイスで他人と違った事をした方が釣果が上がるとの教えでストライパー用のフライで攻めはじめる事にした。なんと適当に投げていたのにヒットしてしまった。サーモンがジャンプする姿に見とれていたら針が外れてしまった。しまった。失敗しちまった。その後直ぐに当たりフライを根がかりで無くしてしまった今日はついてない。三人で他の場所に移る事に決めトボトボと駐車場に向かって歩き始めたとき目の前のオジさんがサーモンを釣り上げた。くやしい〜。 |
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駐車場に戻ってみると目の前の川でも規則正しく釣り人が並んでいる他の場所に移る前に此処で一振りしようと言うことになり川に入ることにした。ばいさんは一人で色々と手を変え品を変えて頑張っている。他人まかせで誰か当たりフライを教えてくれ〜と何時も考えている爺様は几帳面なデリバリーマンの後ろ姿を金魚のウンチくんよろしく着いて歩く。
此処もダメかと川から上がろうとしていた時ばいさんに呼び止められた「ここのポイントは良いかも知れないよ、さっきから同じ人達だけが釣れているからポイントだよ」何!!!それならこの爺様にも十分チャンスがあるはず、少しずつ彼等の横に張り付いて仕掛けを横目で盗み見る、しかし釣れない。全然つれない。かすりもしない。爺様の横でデリバリーマンが囁く「ここは一つ爺様得意のお友達攻撃しかないでしょう」とニンマリ笑っている。仕方なく奥の手秘儀お友達攻撃を出す事にした。
「ーーーーーーーーーええーーーーーほ〜ーーーーーさすが〜ーーーうむーーーーー」
何々10lbテストのフロロカーボンをフライラインに直接むすぶ?長さは10フィート、そして重りをフライから2/3のところに付けて流す?(これってフライフィッシング)がってんしようちのすけ、てなわけでデリバリーマンに場所取りを命じてすぐさま釣り具屋に駆け込んだ。おつりを受け取るのももどかしく川にとって帰った爺様場所取りも兼ねて川の中で仕掛けを変えるが気持ちだけ焦って上手くいかないやっとの思いで準備完了!神様、仏様、八百万の神、エートエートと考えている内にいきなり竿が引きずり込まれてゆく、やっとの思いで体制を立て直した。なかなか竿が立ってくれないこんな強い引きは6年前のストライプ釣りをしていた頃以来である。セージRPL-X#8-9'のブランクをロングキャスト用にガイドの位置やサイズを変えて自分で作り上げた竿が久し振りに軋みはじめたLamson
LP3のリールが悲鳴をあげるドラッグを最大に締め込んでもラインが引きずり出されて行く、ついでに爺様の心臓も口から飛び出しそうだ、頭に血も上って来た
しかし顔だけは緩みっぱなしだったようである。
その後は水を得たさかなのように、今までの釣れない爺様は何処へいったのとばかり
連続ヒットをくり返してしまったこなき爺様であった(これ本当の話です)私に仕掛けを教えてくれたポールさんもビックリの土曜の午後でありました。デリバリーマンこと岩崎さんはやっと釣果ゼロおんぶお化けをサーモンリバーに流してきたようであります。ばいさんこと八田さんは念願のサーモンの写真を撮れて御満悦で有りました。サーモン釣りのシーズンは11月の中旬で終わりその後はスチイールヘッドの本格的シーズンへと突入であります。 |
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