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| うわさのNeversink。3月のORVISのセミナーでも紹介され、最近のAmerican Anglersにも記事が載っていた。忘れられたNeversink Gorge。イブニング・ライズを期待して、3時半頃に到着。駐車場から森の中を徒歩で30分。行き着いたところは雄大な秘境だった。ちょっと、おおげさかな。これだけの道のりを超えて来るフライマンはそうざらにはいない。と思いきや、二人の若いフィッシャーマンがウェイダーを脱いで一服していた。挨拶を交わし、状況を尋ねると、午前中はまあまあだったそうだ。どこまで本当かは分からない。そのうちに彼らは下流に向かい姿は消えてしまった。Y氏と二人で岩に腰掛けゆっくりとライズを待つことにした。水の流れと小鳥のさえずりだけが音として耳に入る。どこかでせみの声も聞こえた。前回Y氏がきたときは4月。ライズ、ライズの天国だったそうだ。ところが、今日は一向に波紋が見えない。時たま上がるライズにキャストして試みるが食い気はない。痺れを切らして、フェザント・ニンフを流す。ニンフとしては小型の14番くらい。上流に向けて竿をスナップする。ニンフが落ちる。インディケーターをつけていないので、できるだけリーダーのたるみをなくしラインのティップに注意を注ぐ。ラインティップに変化があればすぐに竿を上げられるようにする為だ。そのうちにラインのティップよりやや上流の水の底でキラリと何かが光った。反射的に竿を上げると、これが何とフックしているではないか。「やった。」定石どおりのニンフの釣り方だと思いながら引き寄せると、「バシャ、バシャ」と暴れる。ネットを出す間もなく2-3mの所でばれてしまった。「くやしーッ。」その後はしばらくはなんの変化もなし。今日は暗くなるまでとの決心があるので粘る。8時頃になると突然、興奮状態になった。川の真中の早い流れに沿って10数匹のマスがジャンプし出したのである。ライズではなく、ジャンプ、ジャンプ。何に食いついているのかまったく分からず、あらゆるフライを試してみるが一向に成果は上がらない。あきらめて、ジャンプの行列をただ見守るだけだった。このような狂気のジャンプを見たのは初めてだった。 |
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どこの渓流もも夏枯れで 干しあがっているのにここだけは 豊かな水が流れている。 |
| 静かな午後 鳥のさえずりが峡谷に響き渡る 岩に座りゆったりと ライズを待つ |
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駐車場から徒歩で30分 ちょっとしたハイキング 湿り気のある空気は シャツをびっしょりにした |