<3月17日>
2年ほど前も週末の天気を気にしていました。「土・日の温度がF50度あればできるね。」というのはゴルフの話です。ところが去年からは温度がF30度(0℃)でも天気さえよければ釣りに行くという習慣が続いています。当分釣りのオフ・シーズンは無いものと決めました。オフ・シーズン用にF3の皆で考えた竿つくりもひょっとしたら来シーズンになるかも知れない。とにかく私の場合は経験が浅いということで何もかも教えられることばかりだ。初めて2年目の今年はどんな風に楽しめるだろうか。そして年齢的にもあと何年できるだろうか。最近つくづく健康でいたいと思う。

昨日の天気予報だと今日のニューヨークは60度、午後からは急に冷え込み雪が降るかもしれないとのこと。それではと朝早く現地に到着して、午後は早めに切り上げるか。Yさんもひょっとしたらくるかも知れないといっていたが到着してみるとそれらしき人物はいなかった。Little Lehighの公園の駐車場にはかなりの車が止まっている。気温は40度弱だろう。寒くも無いけど暖かくも無い。陽が上ればもう少しは暖かくなるかも。10時半。駐車場のそばにある掘建て小屋のフライ・ショップでミッジ用のスレッダーとフロータント・ペーストを買う。〆て$21.75。現金の持ち合わせがあまり無いのでクレジットでと頼むと、「じゃぁ、キャッシュだったら$20に負けてあげるよ。」とおやじが言う。何と気前のいいこと。少ない持ち合わせの中から現金で払う。気分をよくして早速準備に取り掛かる。7X、9フィートのリーダーはもう6フィートくらいに短くなっていた。6X、7Xを継ぎ足して11フィートくらいに伸ばし、その先に1.5フィートの8Xをつなぐ。川面を注意深く見るが何もハッチしていない。え〜、とりあえず昨日巻いた22番の黒っぽいボーディーに白い羽のフライをつける。周りは殆ど、ニンフ釣りの人ばかり。ライズはあるんですよ。ポコッ、ポコッと。これでニンフはないだろう。2−3ミッジのフライを交換するが、あたりが無い。じゃァとオリジナルのイマージャーでやってみるかと、取り出したるは20番に緑がかった刺繍糸をボディーに巻き、ブルーハックルで浮かすやつ。30フィートくらいの向こう岸でカプッカプッとやってるやつを狙う。ボディーの刺繍糸をなめるとちょっと濃い緑色になった。そこで今朝手に入れたペースト状のフロータントをハックルに塗りつける。

1投、2投。3投目。リーダーがきれいにターンオーバーしてフライがストンとライズの上流1フィート前に落ちた。間髪をいれずゴボッとブラウンが吸い込んだ。竿をゆっくりと立てる。この竿は実は木曜日に$45で買ったコートランドのグラスだ。しなりや振り具合いがバンブーにそっくり。今日が初おろし。掛かっている。掛かってる。竿が半円を描いている。安いにもかかわらず良いじゃないか。12インチ弱のブラウンをやさしくランディングしてリリースする。フライがえらの奥のほうで引っかかっていた。このあと、2回ほど引っ掛けるがバラしてしまう。そして2尾目を同じフライでランディング。このフライなんだかすごくつれそうだぞ。まぁ、毎度ながら後ろの枯れ木に引っ掛けたり、ティペットが絡んだりしたが、すごーく気分がいい。ココが肝心なんだけど、ココのマスはすれています。Yさんだってあまり多くは釣っていないんだ。それを思うと顔がにやけてくる。と、川面に白いものがふわふわと下りてきた。何だと思いきや「雪」である。じゃァもうそろそろ引き上げるか。午後3時。天気予報は当たっていた。駐車場に戻ると今からはじめそうな若い兄ちゃんがいた。吐く息が白かった。
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